咲野BLOG

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ピンポン

いよいよ放送が迫って参りました。
アニメ「ピンポン」、原作漫画も実写映画もとても人気のある作品でして、私もお話頂いてから(不勉強ですみません)読んでみたらこれが面白い。

松本大洋先生の作品は「花男」や「鉄コン筋クリート」などが有名ですが、躍動感のあるコマ割りと説明的要素を極力排した登場人物達の言葉が素晴らしいと思います。


で、ドラゴンさん17歳です。お若いです。


私が担当するのは、ドラゴンこと風間竜一君。
卓球の名門校海王学園高校の二年生です。
眉毛まで剃り上げたスキンヘッドの強面、そうです実写映画ではあの中村獅童氏が演じた役です。

17歳、誰がなんと言おうと17歳です。
先日、ゲーム「逆転裁判5」のご紹介をした時、私が担当するユガミ検事こと夕神迅が28歳、約20歳サバ読んでますと言いましたが、今回は約30歳サバを読む事になります。
劇中試合前のドラゴンが、「とても高校生には見えねえな、三十路過ぎてるぞありゃあ」などと観客に言われる場面があり、アニメ版でも再現されているのですが、そこの場面のテストではやはり笑いが起こりました、三十路どころではありませんので。

ま、どんな感じかは観てのお楽しみ、私もどんな風に仕上がっているか想像がつきません。

一緒に高校生役をやっているペコ役の片山君は21歳、スマイル役の内山君とアクマ役の木村君は23歳だそうで、彼らにとってはほんの4~5年前の事ですが、私だけ30年前…。

しかも彼らの演技がまた素晴らしい!言ってみれば息子でもおかしくない年なのに本当に素晴らしい。
感情を素直に表現するのは経験とか努力で出来るモノでは無く、やはり天賦の才能なのだと痛感させられる日々です。

そしてベテラン勢、そんなにアニメに触れてこなかった私でも良く存じ上げている小泉役の屋良有作さん、オババ役の野沢雅子さん、お二人とも全く脇役のお芝居をする事もなく、かといって押し付けがましくもない、絶妙な立ち位置のお芝居をなさいます。
さらりと書きましたがこれがまたとても難しい事なのです。

そんな人達にかこまれ、中途半端な年齢の私だけが、落ち着きのない立ち位置の定まらない不安定な芝居で右往左往しております。


でもこれで良いのでしょう。ドラゴンは孤独の男、チームメイトにすら笑顔を見せられない男です。
自分の信じる卓球道を、脇目も振らずに進む事しか出来ない男です。
そしてペコやスマイルといった、才能に溢れた選手達の脅威に怯え続ける男でもあるのですから。

海王学園高校二年、風間竜一17歳、どうぞお楽しみに。


でも考えてみたら、かつて私が担当した「NARUTO」の登場人物、左近と右近の双子の兄弟は13歳位の設定でした。
どうにか…なるかな?
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